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私たちの活動

動物福祉が当たり前に守られる社会、保護活動が不要な社会を目指し、動物をめぐる諸問題の根本的な解決に向けて活動しています。

◆啓発活動

動物福祉の概念を周知するため、情報発信しています。

動物福祉とは何か。また、動物福祉を守るためには正しい飼養知識、脱走防止策、適切な避妊去勢手術が必要であることを解説します。

一般の飼い主様だけでなく、保護活動を行う方、支援される方に向けても必要な知識を共有しています。

◆地域猫活動

 

飼い主のいない猫についてTNRを行っています。


TNRとは、

  Trap(捕獲する)

  Neuter(避妊去勢手術する)

  Return(元の場所へ返す)

を意味します。

 

猫は繁殖力の強い動物であり、放置していると瞬く間に膨大な頭数へと増えます。

管理できる飼い主がいない猫が増えると、住宅の敷地内で糞尿をする、車に傷をつける、亡くなった猫が放置されるなど、周辺の住民を巻き込む様々な問題が生じ、時には深刻な事態へと発展します。

これ以上猫が増えることのないよう、餌やりをされている方と可能な限りお話しし、TNRへのご理解とご協力をお願いしています。

外で暮らす猫は、常に過酷な気温や天候、カラスなどの動物に捕食される、交通事故に遭う、虐待されるなどの危険に晒されています。

そのような屋外の過酷な環境に猫をリターンすることは本意ではありませんが、保護には限界があり、全ての猫を保護することは叶いません。

避妊去勢手術が可能な個体においては実施し、これ以上の繁殖をさせず、地域の方に一代限りの命を見守っていただくことが、現状とれる最良の方法です。

保護活動

 

TNR現場にて保護が必要と判断された動物、やむを得ない事情により飼い主から手放された動物について、保護を行っています。

必要な治療、避妊去勢手術を受けさせたのち、新たな飼い主へ譲渡しています。譲渡に際しては、適正飼養、終生飼育をお約束いただいています。

前述の通り、保護を無限に行うことは出来ません。そもそも保護が必要な動物を生み出さないことが肝要であり、私たちはそのためのアプローチを続けていきます。

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